投稿一覧
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令和8年熊本地震
066_災害対策本部を畳む週に、巡視項目は増えている — 秋の職場巡視と衛生委員会に被災の論点を載せ替える
多くの事業場で、7月28日以降に臨時で立ち上げた災害対策本部や対策チームが、9月に向けて解散へ動き出している。復旧・生活再建期に入れば、臨時体制を畳む判断そのものは妥当である。一方で、職場に残っている危険源は発災前より増えている。断水は国土... -
令和8年熊本地震
065_期限が自動で延びたのは4市町だけ — 労働保険料・社会保険料・国税の申告と納付を、対象外の事業場がどう組み立てるか
厚生労働省は令和8年8月12日に告示を出し、労働保険料等の申告・納期限の延長対象地域を熊本県八代市・宇土市・宇城市・八代郡氷川町の4市町に指定した。厚生年金保険料・健康保険料も、国税も、指定地域は同じ4市町である。一方で、全戸着工済みの建設型... -
令和8年熊本地震
064_雇用調整助成金は、決まるまで払われない — 特例が公表された翌週に、休業手当の立替と資金繰りをどう組むか
厚生労働省は8月20日、令和8年熊本地震に係る雇用調整助成金の特例を公表した。特例の内容そのものは記事057で扱ったので、この記事はそこに踏み込まない。ここで整理するのは、特例が使えることと、実際に従業員を休ませられることの間にある資金の問題で... -
令和8年熊本地震
063_罹災証明の判定が確定していく週 — 応急修理・自力再建・公費解体の申請が重なる9月を、勤務時間の中でどう受け止めるか
熊本市の第24回災害対策本部会議資料(8月21日)によれば、市内の罹災証明書は申請1万1,982件に対し発行6,629件、発行率55.3%である。住家被害認定調査は4,778件を終え、全壊69・大規模半壊266・中規模半壊285・半壊773・準半壊3,383・一部損壊2の判定が出... -
令和8年熊本地震
062_公費解体が始まった週の作業安全 — 仮置場と解体現場で、リチウムイオン電池・粉じん・熱中症をどう管理するか
環境省の発信によれば、8月18日に八代市で、二次被害のおそれがある家屋から公費解体が始まった。熊本市は8月25日(火)から予約受付を開始し、申請書類の受付は9月10日から12月10日である。仮置場は宇土市・宇城市・八代市などで順次開設されている。解体... -
令和8年熊本地震
061_発災1か月を感想で終わらせない — 8月28日を前に、この1か月を数字で残し、暫定の判断を9月に決め直す
本日8月22日は発災26日目で、8月28日に発災1か月を迎える。8月21日に宇城市と美里町の避難指示が解除され、県内17市町村に出ていた緊急安全確保・避難指示はすべて解除された(NHK報道)。断水は国土交通省第47報(8月21日10時現在)で県内3市町の約4,300... -
令和8年熊本地震
060_給水車が引き上げるまでに決めておくこと — 断水解消の宣言に向かう週の、事業場と井戸利用世帯の「水の自立」
断水は国土交通省第47報(8月21日10時現在)で県内3市町の約4,300戸まで減った。最大約10万8,100戸だったことを思えば、8月末の解消という目標は現実味を帯びている。ただし事業場にとって重要なのは、水が出る日そのものよりも、その前後で給水支援が細く... -
令和8年熊本地震
059_避難指示がすべて解除された日から、見えなくなる人がいる — 在宅避難する従業員の健康確認を、職場と保健師でどう分担するか
8月21日、宇城市と美里町の避難指示が解除され、県内17市町村に出ていた緊急安全確保・避難指示がすべて解除されたと報じられた。避難所の避難者は熊本県第36報(8月20日14時現在)で69か所・2,925人まで減っている。数字だけを見れば局面は落ち着いている... -
令和8年熊本地震
260822_【定点観測】令和8年熊本地震 8月22日7時時点 — 産業保健のための状況整理
本記事は8月22日7時時点の公表情報・報道に基づく。数値は発表主体により異なり、今後変わりうる。発災26日目。 ライフラインと交通 項目8月22日7時時点の状況断水県内3市町で約4,300戸(国土交通省第47報・8月21日10時現在)。内訳は宇城市2,579戸、八代... -
令和8年熊本地震
058_9月の健診とストレスチェックを、いま設計し直す — 被災を挟んだ秋の法定業務を、対象者名簿の作り直しから始める
この記事は、秋に定期健康診断とストレスチェックを予定している事業場の産業保健職と人事総務に向けたものである。発災25日目、断水は5,000戸を割り、避難者は2,925人まで減り、医療機関の断水も17施設まで縮んだ。多くの事業場が「通常業務に戻す」判断...