投稿一覧
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災害産業保健
寒冷曝露への対応 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること5
執筆:酒井洸典先生 石川県での活動に携わる方は時節柄寒冷環境での活動を余儀なくされています。寒冷環境は凍傷や脳心血管系への影響が懸念されます。産業保健上の課題と対策を以下にまとめます。 人体影響のメカニズム 寒い環境では、体のエネルギーのほ... -
災害産業保健
感染症対策 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること④
災害発生時には以下の観点から感染症対策の強化が必要です。 各種災害において感染症の増加する 過去の災害を見ても自然災害発生時に感染症が流行することは知られています。災害発生時に感染症が発生しやすくなる理由として以下の項目が考えられます。 被... -
災害産業保健
不眠になった労働者の方へ 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること3
繰り返す地震により自宅にいても眠れなくて困っている方も多くいらっしゃると思います。眠れないことに意識が強くなりすぎると余計に眠ることができず、より心理的に圧迫を感じてしまうこともよくあることです。災害が発生した時の生理的なメカニズムを知... -
災害産業保健
一酸化炭素中毒に注意 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること2
執筆:東京大学 環境安全本部 黒田玲子先生 一酸化炭素中毒に注意 停電している際に、非常手段での暖房や電源確保を考えることになります。その際、一酸化炭素中毒に注意が必要です。一酸化炭素は無色・無臭で人体に有害なガスですが、その発生に気づく... -
災害産業保健
災害特有の健康障害の予防 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること1
被災された方々にはお見舞いいたしますとともに懸命の復旧作業にかかわっている方々には尊敬の念をもっております。わたしも今の状況でできることとして、情報発信をします。災害初期に産業医として従業員にできることは、初期の2次被災を防ぐことになりま... -
教室ニュース
産業医科大学令和6年度卒業予定学生向けコースⅠ合同説明会
12月14日18時に開催予定です。毎年20~30名程度がこのコースを選びます。臨床研修終了後から産業医の能力を伸ばし、業界・地域・集団などさまざまなリーダーの産業医を目指すためのコースになります。自分たちの将来の可能性を知るために、ぜひ参加してく... -
教室ニュース
台湾の労働災害予防・職場復帰支援センターにて招待講演を行いました
当センターの教授・立石清一郎が財団法人労働災害予防・職場復帰支援センター(中国語:財團法人職業災害預防及重建中心)からOccupational Safety, Health and Rehabilitation International Conferenceに招待を受け、講演を行いました。 (写真左)本カ... -
学会活動
バンドン大学で招待講演を行いました。
当センターの五十嵐侑講師がバンドン・イスラム大学(Universitas Islam Bandung)の国際カンファレンスに招待講演として出席いたしました。日本における産業医教育をテーマに発表を行いました。(なお、着用している服はバティックというインドネシアの伝... -
災害産業保健
インドネシア大学との情報交換を行いました
当センターの五十嵐講師がインドネシア大学のCommunity Medicine Departementのメンバーと災害産業保健に関してインドネシア大学にて情報交換を行いました。インドネシアは、災害のスーパーマーケットとも言われるくらい災害の種類が多く、地震、津波、噴... -
学会活動
ICOH-SCOM参加報告
マレーシアのクアラルンプールで開催された、国際産業保健会議(ICOH, International Conference on Occupational Health)の下にある産業医学の科学委員会(SCOM, Scientific Committee on Occupational Medicine)に参加いたしました。災害産業保健セン...