立石 清一郎– Author –
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災害時の過重労働による健康障害を防ぐために 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること9
執筆:田原 裕之 (産業医科大学 産業生態科学研究所 産業精神保健学研究室) 過重労働による健康影響とは 大地震などの災害が発生した地域では、日常業務とは別に膨大な臨時・緊急の業務が加わり、仕事の量と質の両面でいわゆる「過重労働」になる労働... -
女性に特有の健康影響とその対策(月経・周産期編) 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること7
監修:妙蓮寺すいクリニック Sui Obstetrics & Gynecology 院長 山本ゆり子執筆:東京大学環境安全本部 黒田玲子 災害により避難(避難場所が避難所か在宅かを問わず)生活を送っている社員やその家族には、女性ならではの健康影響が懸念されます。... -
球磨川流域豪雨災害
令和2年に発災した熊本県人吉市の豪雨洪水における労働者への対応について、当時人吉保健所長兼球磨地域振興局産業医であった劔陽子先生(現菊池保健所保健所長)が活動の記録をご提供くださりました。災害において過去の経験をもとにより良い活動につな... -
感染症対策 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること④
災害発生時には以下の観点から感染症対策の強化が必要です。 各種災害において感染症の増加する 過去の災害を見ても自然災害発生時に感染症が流行することは知られています。災害発生時に感染症が発生しやすくなる理由として以下の項目が考えられます。 被... -
不眠になった労働者の方へ 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること3
繰り返す地震により自宅にいても眠れなくて困っている方も多くいらっしゃると思います。眠れないことに意識が強くなりすぎると余計に眠ることができず、より心理的に圧迫を感じてしまうこともよくあることです。災害が発生した時の生理的なメカニズムを知... -
一酸化炭素中毒に注意 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること2
執筆:東京大学 環境安全本部 黒田玲子先生 一酸化炭素中毒に注意 停電している際に、非常手段での暖房や電源確保を考えることになります。その際、一酸化炭素中毒に注意が必要です。一酸化炭素は無色・無臭で人体に有害なガスですが、その発生に気づく... -
災害特有の健康障害の予防 令和6年能登半島地震で産業医の立場で労働者のためにできること1
被災された方々にはお見舞いいたしますとともに懸命の復旧作業にかかわっている方々には尊敬の念をもっております。わたしも今の状況でできることとして、情報発信をします。災害初期に産業医として従業員にできることは、初期の2次被災を防ぐことになりま... -
産業医科大学令和6年度卒業予定学生向けコースⅠ合同説明会
12月14日18時に開催予定です。毎年20~30名程度がこのコースを選びます。臨床研修終了後から産業医の能力を伸ばし、業界・地域・集団などさまざまなリーダーの産業医を目指すためのコースになります。自分たちの将来の可能性を知るために、ぜひ参加してく... -
台湾の労働災害予防・職場復帰支援センターにて招待講演を行いました
当センターの教授・立石清一郎が財団法人労働災害予防・職場復帰支援センター(中国語:財團法人職業災害預防及重建中心)からOccupational Safety, Health and Rehabilitation International Conferenceに招待を受け、講演を行いました。 (写真左)本カ... -
バンドン大学で招待講演を行いました。
当センターの五十嵐侑講師がバンドン・イスラム大学(Universitas Islam Bandung)の国際カンファレンスに招待講演として出席いたしました。日本における産業医教育をテーマに発表を行いました。(なお、着用している服はバティックというインドネシアの伝...