昨今、地震や大雨などの大災害が増加しつつあります。そのような中で災害対応労働者の健康をどのように守るのかということに注目が集まっています。また、健康の問題は災害時のミスや災害終了後のバーンアウトや離職との関連性についてもよく知られています。復旧活動を円滑に行う上でも災害時の産業保健活動を円滑に実施することが必要になります。本シリーズは災害対応者の健康リスクは高いことが知られており産業保健職としての対応を体系的に学ぶこと、災害時の他チームの活動を含めた健康危機管理における医師の役割を認識すること、災害時の労働者の健康確保を行うために他チームとの協働の在り方についての視座を獲得すること、を目的としています。各分野の第一人者の先生方を揃えています。ぜひ、多くの皆様方に参加をしていただきたく思っております。開催はZoomを用いての開催の予定です。当日にURLのリンクをお送りいたしますので開催前日までにご入力してください。開講時間は1テーマ当たり90分です。
対象者:公開講座であるためどなたでも参加可能。
主な想定対象者は、産業医、産業看護職・保健職、など。事前登録制にて実施
参加登録フォーム:https://forms.office.com/r/J5TE9iLqYJ
【開講予定】
1.災害時における労働者の健康影響 11月11日(月)18時から
災害産業保健センター 立石 清一郎 (90分) →終了しました。
期間限定公開中 https://youtu.be/ceEOwwmyQvg
2.災害時の公衆衛生管理体制支援およびその実践 (45分プラス45分) 11月18日(月)18時から
北海道保健福祉部技監/北海道立衛生研究所 所長 人見 嘉哲
熊本県阿蘇保健所 劔 陽子
3.災害時の精神保健支援(45分プラス45分) 11月21日(木)18時から
DPAT事務局参与 福生 泰久
筑波大学 高橋 晶
4.災害医療とは(90分) 国立病院機構本部 12月2日(月)18時から(産業医大にてハイブリッド開催)
DMAT事務局次長 近藤 久禎(産業医大より配信予定)
5.企業災害における災害産業保健活動(45分プラス45分) 12月10日(火)18時から
災害産業保健センター産業衛生准教授 井手 宏
災害産業保健センター産業衛生准教授 菊地 央
6.令和6年能登半島地震の産業保健支援の実際(45分プラス45分) 12月20日(金)17時から(産業医大にてハイブリッド開催)
災害産業保健センター教授 立石 清一郎(講師変更)
保健センター主任 榎田 奈保子