災害拠点病のみならず、がん診療拠点病院でもBCP策定が要求されるなど、医療機関そのものが災害への備えをしっかりやっていくことが求められるようになってきています。しかしながら、BCPを策定すると言ってもどのように作り上げたらいいのかよくわからない、という意見もよく聞かれます。今回のシンポジウムでは、災害時に発生する支援受援の関係性を整理し、災害及び感染症に関するBCPの考え方を示し、職員の健康管理まで幅広く議論し、BCPに関する理解を深めていきます。このようなセッションはほとんど見られないと思います。ぜひ、学会参加しご視聴ください。
シンポジウム2
医療機関における災害時の事業継続計画(Business Continuity Planning)
11月5日(土) 09:00-11:00 WEB第2会場
座長: 有賀 徹(労働者健康安全機構 理事長)
立石 清一郎(産業医科大学 災害産業保健センター 教授)
医療機関における支援と受援
演者: 中森 知毅(横浜労災病院 救命救急センター センター長)
災害におけるBCP構築
演者: 本間 正人(鳥取大学医学部 救急災害分野 教授)
感染症におけるBCPの構築
演者: 大曲 貴夫(国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター センター長)
災害発生時におけるヘルスケアワーカーの健康障害防止の準備
演者: 立石 清一郎(産業医科大学 災害産業保健センター 教授)